最近はCGアニメーションばかりが公開されている中、隠れた傑作と名高いこの作品を久しぶりに鑑賞。
90分ほどの物語の中でしっかりキャラクターを描きつつ、子供が心躍る展開とわかりやすい世界観、将来結婚して子を持つ親になったら一緒に見たいと思える愛着のある作品。
最近では『レディ・プレイヤー1』にてCGとして出演し、話題になりました。
『アイアン・ジャイアント』
あらすじは
~ある日地球の外からなにかが飛んできた。
それは巨大な鉄のロボットだった。
ある夜のこと、巨大なロボットを目撃したホーガース少年。
跡を追うと発電所で鉄塔を食べているロボットを発見する。
発電所の装置に手を伸ばすロボット。流れた電流のショックでよろめき、発電所のケーブルに絡まる。
感電し苦しむロボット。
そんなロボットを危険を顧みず助けるホーガース。
ロボットは自分を助けてくれたホーガースを慕い、ホーガースもまた子供ながらに心を通わすことが出来る『未知の友人』との出会いに興奮していた。
街では車などの金属が『ガブッ』となにかに食べられているいう事件が多発。
同じ頃、発電所で起きた事件の調査の為、政府から派遣されたマンズリー捜査官が街を訪れる。
発電所のちぎられたような鉄塔。
発電所の作業員の『大きな動物に食べられたかのような』という言葉にまるで信じないかのように笑いながら耳を傾けるマンズリー。
しかし、彼が発電所まで乗り付けた車が『ガブッ』とやられていた。
ただならぬことが起きていると確信したマンズリーは街に残り調査を始めるのだった。
街の人々を巻き込みながら、少年とロボットの不思議な交流が始まった。~
映画が好きな人なら観たことある人結構いると思うけど、もしかしたら、映画が好きな人くらいしか知らない知名度かも。
ロボットのデザインはシンプルな感じ。
作中で多少なり変形もするので、そのあたりは男心をくすぐるポイントかも知れない。
正直、この映画はあっさりしている気はする。
でも、あっさりしてるから迷うことなくストレートに観ている人間へ物語を伝えられている気がする。
訴えかけたいメッセージとか、ここはこう観て欲しい!こう考えて欲しい!とかそういうまわりくどい印象がないのに、心を揺さぶるものがある良い作品です。
物語を描く上でなにか足りない部分もあるんだけど、それでも構わない雰囲気。
大事なのは少ない登場人物をしっかり描けているか、そこに成功しているからこそ、印象に残る素晴らしい作品になっているんだと思います。
あえて、続編はいらないかな。
だって、ラストは希望とか安心出来る感じの終わり方。
経過はどうあれ、あの最後はあれで良い。
余計にその後を描こうとしたら、一気に作品の質は下がると思う。
もうそろそろ実写映画化しても良いんじゃないかな?
この作品を知らない子供たちも、この作品を知っている大人達も、みんな待っていると思う。
観た事がない方、良かったら観てください。
深く考えなくて良い。
こういうのたまに観たかったんだって思えるし、それでいて必ず頭の片隅に残る映画。
子供の時のワクワクを思い出させてくれる、大好きな作品です。
90分ほどの物語の中でしっかりキャラクターを描きつつ、子供が心躍る展開とわかりやすい世界観、将来結婚して子を持つ親になったら一緒に見たいと思える愛着のある作品。
最近では『レディ・プレイヤー1』にてCGとして出演し、話題になりました。
『アイアン・ジャイアント』
あらすじは
~ある日地球の外からなにかが飛んできた。
それは巨大な鉄のロボットだった。
ある夜のこと、巨大なロボットを目撃したホーガース少年。
跡を追うと発電所で鉄塔を食べているロボットを発見する。
発電所の装置に手を伸ばすロボット。流れた電流のショックでよろめき、発電所のケーブルに絡まる。
感電し苦しむロボット。
そんなロボットを危険を顧みず助けるホーガース。
ロボットは自分を助けてくれたホーガースを慕い、ホーガースもまた子供ながらに心を通わすことが出来る『未知の友人』との出会いに興奮していた。
街では車などの金属が『ガブッ』となにかに食べられているいう事件が多発。
同じ頃、発電所で起きた事件の調査の為、政府から派遣されたマンズリー捜査官が街を訪れる。
発電所のちぎられたような鉄塔。
発電所の作業員の『大きな動物に食べられたかのような』という言葉にまるで信じないかのように笑いながら耳を傾けるマンズリー。
しかし、彼が発電所まで乗り付けた車が『ガブッ』とやられていた。
ただならぬことが起きていると確信したマンズリーは街に残り調査を始めるのだった。
街の人々を巻き込みながら、少年とロボットの不思議な交流が始まった。~
映画が好きな人なら観たことある人結構いると思うけど、もしかしたら、映画が好きな人くらいしか知らない知名度かも。
ロボットのデザインはシンプルな感じ。
作中で多少なり変形もするので、そのあたりは男心をくすぐるポイントかも知れない。
正直、この映画はあっさりしている気はする。
でも、あっさりしてるから迷うことなくストレートに観ている人間へ物語を伝えられている気がする。
訴えかけたいメッセージとか、ここはこう観て欲しい!こう考えて欲しい!とかそういうまわりくどい印象がないのに、心を揺さぶるものがある良い作品です。
物語を描く上でなにか足りない部分もあるんだけど、それでも構わない雰囲気。
大事なのは少ない登場人物をしっかり描けているか、そこに成功しているからこそ、印象に残る素晴らしい作品になっているんだと思います。
あえて、続編はいらないかな。
だって、ラストは希望とか安心出来る感じの終わり方。
経過はどうあれ、あの最後はあれで良い。
余計にその後を描こうとしたら、一気に作品の質は下がると思う。
もうそろそろ実写映画化しても良いんじゃないかな?
この作品を知らない子供たちも、この作品を知っている大人達も、みんな待っていると思う。
観た事がない方、良かったら観てください。
深く考えなくて良い。
こういうのたまに観たかったんだって思えるし、それでいて必ず頭の片隅に残る映画。
子供の時のワクワクを思い出させてくれる、大好きな作品です。